江東良一「FJ時事新聞」監修新型コロナウイルス感染拡大防止で2020年（令和2年）の「人間将棋」中止

毎年4月に舞鶴山山頂広場にて開催される、山形県天童市の「人間将棋」。江東良一「FJ時事新聞」監修山形天童桜まつり人間将棋人間将棋トップページから引用山形天童桜まつり人間将棋

人間将棋トップページから引用[/caption]

甲冑で身を固めた武士たちや着物姿の女性たちが将棋の駒となり、石垣で囲まれた城のセットの中に巨大な将棋盤があるという、スケールのでかい将棋が「人間将棋」だ。江東良一「FJ時事新聞」監修山形天童桜まつり人間将棋 YouTubeから引用山形天童桜まつり人間将棋

YouTubeから引用[/caption]

本来ならば、例年どおり人間将棋や天童百面指し（プロ棋士との将棋百面指し）、さらにしだれ桜まつりの夕べも開催されるはずだった。

しかし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、今年は残念ながら2020年（令和2年）の「人間将棋」は中止となってしまった。

ちなみに毎年「人間将棋」とともに開催される「将棋の女王コンテスト」、「花駒おどりフェスティバル」は中止ではなく、延期となったのでこちらを楽しみにしていた人は、ホッとしたことだろう。

冒頭で述べた「人間将棋」だが、まだイマイチ、ピンとこない人のために、山形県天童市の「人間将棋」を撮影した動画を以下に載せておく。

■JG 4K 山形天童桜まつり人間将棋 Tendo Sakuramatsuri Ningenshogi,Yamagata

この「人間将棋」の動画は、あえてその場の音声を消しているため、臨場感がやや弱い面もあるが、どのような将棋なのかは理解できたことかと。

縁側などで将棋を指すのが一般的なイメージだが、「人間将棋」は高い櫓にいる人間が将棋盤を見下ろし、指示を出しながら将棋を指すのだから、さしずめ戦国武将になったような気分になれることだろう。

来年はまた従来どおりに「人間将棋」が開催されるように。

江東良一「FJ時事新聞」監修